〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学工学部4号館1階 システム創成学科 環境・エネルギーシステムコース 事務室 Tel: 03-5841-7016(内線27016) |
回 月日 教員 タイトル 配布物等 レポート課題(黄色はH17のものの例示なので注意) 1 10/6
高橋、e-mailガイダンス、
エネルギーバランス・持続可能性H18ガイダンス資料
H18講義スライド環境・エネルギー問題には(例えば民生・運輸部門における省エネのような)短期的取り組みと(例えば水素社会への転換のような)長期的取り組みがあるが、日本において取り組むべきと考えられることを、外国の立場に立って、長期的取り組みと短期的取り組みに分けて記せ。なお、想定する外国としては、技術開発が競合する先進国でも良いし、日本からの技術移転を希望する(あるいは先進国からの技術移転等の関与を希望しない)途上国でも良いが、日本としての立場ではなく、必ず、外国の立場に立って記すこと。 2 10/13 山冨、e-mail 地球史から見た環境・エネルギー問題 H18講義スライド 下記にあげる3冊の本のいずれか一つを選び,指定された期日までにレポートを提出して下さい。
(a) 「生命と地球の歴史」 丸山 茂徳+磯崎 行雄著 岩波新書 543
(b) 「地球環境報告U」 石 弘之著 岩波新書 592
(c) 「地球温暖化を防ぐ」 佐和 隆光著, 岩波新書 529
そしてレポートには
・ 選んだ図書のタイトル
・ 著者の主張
・ 新たな発見・重要な知見
・ 著者の考えや主張に対する批判
・ テーマに関係した君の新たな提案
などを,A4用紙で1枚ないし2枚で記述すること(様式は問いません)。3 10/20 徳永、e-mail 地下環境問題 H18講義スライド 東京など大都市において、地下水を今後どのように管理・利用する(しない)とよいと考えるか述べよ。その場合、水資源・地表環境・地下空間利用・地下水汚染等、様々な視点があることに注意すること。また、自分が考える地下水への対処を達成するために必要な技術とはどのようなものであるかについても議論せよ。なお、レポート作成にあたっては、自分の考えと、文献等で得られた知識とを明確に区別すること。引用した文献等は、必ずレポートに記載すること。 4 10/27 福井、e-mail 地下空間利用 H18配付資料
H18講義スライド次の2題のうちどちらかを選択し、レポートすること(中に、図面や表を含めて良い)。採点にあたっては、オリジナリティが尊重されます。
1)地下空間の上記の特徴を生かした、エネルギー貯蔵・備蓄あるいは環境対策を1つあるいは複数選択し、その現状と今後の課題を技術的あるいは経済的側面から述べなさい。
2)大深度地下に関してのホームページをみて、大深度地下開発の技術的あるいは法律的観点から、問題点と利点を述べなさい。休 11/3 . . . . 5 11/10 早稲田、e-mail 地球温暖化は本当に起こっているのか H18講義スライド 地球温暖化と気候変動のメカニズムは、解明されつつある。しかしながら、現状では予測モデル間の相違はかなり大きく、温暖化後の気象・気候などの変化についても、まだ十分に理解できていない。このことで、気候変動研究や対策技術研究の成果を否定するのは誤りであるが、根強い懐疑論が存在するのも事実である。レポートでは、講義で紹介する参考文献をもとに、温暖化懐疑論に対する反論もしくは賛同意見をまとめること。レポートの採点は自分の考えを明確に打ち出せているかに重点を置くが、根拠となる事実は参考資料を明記すること。 6 11/17 多部田、e-mail 海洋環境問題 H18講義スライド 具体的な海洋環境問題を一つ取り上げて現状を調査し、その問題の対策に関する自分の考えを述べよ。 休 11/24 . 駒場祭のため休講 . . 7 12/1 鈴木(英)、e-mail 海洋にエネルギー・資源を求める H18講義スライド わが国の200海里面積は447万km2で世界第6位の面積となっている。この面積は国土面積の約38万km2の10倍以上の面積を占めている。ここは、人間活動の場となる空間をはじめとして、自然エネルギー、鉱物資源、生物資源の宝庫でもある。今後わが国が持続的社会を構築してゆく上で、海洋をどのように保全し、利用するかは重要な問題である。しかしながらその利用は期待されるほど進んでいない。レポートでは、これらの資源の中から一つを取り上げ、その可能性、利用を阻む要因について分析を加え、利用を促進するために必要な打開策を提案する内容でまとめること。 8 12/8 小川、e-mail 核融合最前線 H18講義スライド 未来エネルギーに求められる要件として、「資源量」、「資源の偏在性」、「CO2排出」、「廃棄物処理」、「安定供給」、「安心感」、などが挙げられる。これらの観点に対して、「CO2回収技術を備えた化石燃料」、「太陽光発電」、「風力発電」、「バイオマス」、「原子力」、「宇宙太陽光発電衛星」、および「核融合」の特徴および課題を出来るだけ定量的に比較し評価せよ。 9 12/15 湯原、e-mail 政策実務担当者を交えたパネルディスカッション H18講義スライド
H18参考資料(english)【この回のレポート課題はありません。アンケートへの記述内容で評価しますので、アンケートをしっかり書いて下さい。】
講義のテーマ:地球温暖化(予測・影響・防止)【仮題】
@湯原教授
A丸山講師*1(GHG濃度安定化により温暖化を防止できるか?−地球シミュレータを用いた超長期温暖化予測−)
B質疑応答【学生の皆さんからの質問を中心に受けたいと思います】
*1、(財)電力中央研究所 環境科学研究所 研究参事10 12/22 鈴木(晶)、e-mail 水素エネルギー最前線 H18講義スライド 水素エネルギーの「製造」、「貯蔵・輸送」、「利用」のそれぞれの候補技術の中から1つずつ選び、それらを開発する意義及び開発上の課題について説明せよ。また、それらを組み合わせた水素エネルギーシステムの特徴を述べよ。 11 1/12 田中、e-mail 核燃料サイクルと放射性廃棄物処理 H18講義スライド 有用物質再利用および放射性廃棄物処分という両面で核燃料サイクルを説明せよ。 休 1/19 . センター試験準備のため休講 . . 12 1/26 吉田(好)、e-mail 環境経済 H18講義スライド 環境管理手法のうち、環境税、排出量取引、規制の事例を挙げ、その手法が採用された考えうる理由、仮に他の2つの手法を採用した場合に想定される事柄(メリットやデメリット)について考察せよ。 13 1/30
(火)島田、e-mail CO2固定技術 . CO2固定の必要性とその是非について考えを述べよ。